日本指圧は、正当な医療技術です。

日本指圧専門学校 校長 石塚寛先生 推薦認定を頂きました

指圧の神髄

指圧の特色は、なんと言っても指と手掌(特に母指)のみを使って施術するところにありますが、その神髄は『診断即治療』にあると言われております。
『診断即治療』とは、優れた感覚器である手掌と親指を使って施術することにより、体表のコリの位置や状態からその症状を見極めそのまま治療につながるという意味ですが、その妙味を会得するまでには、当然多くの経験が必要となります。

指圧療法が、現代医学や東洋医学、即ちはりきゅう等の漢方医療(TCM)と決定的に違うのは、この『診断即治療』、簡単に言いますと事前の診断が必ずしも必要でないところにあります。
現代医学では、診断がついて初めて治療法が確定されますし、TCMにおきましても、俗に『証を決める』といいますが、陰か陽か、あるいは虚か実か、というように、事前に診断が必要とされるのは現代医学と同じです。

しかしながら、指圧療法では、生まれながらにして人間に備わっている免疫力・自然治癒力を高めることによって病気の予防や治療効果を引出していきますので、例え事前の診断が無くとも、あるいは、お互いに全く言葉が通じ無くとも『指一本、煎餅布団一枚(浪越徹先生談)』あれば治療できます。
常に基本である全身施術心掛けることによって、神経系、循環器系、骨格、筋、内分泌等のからだの機能を正常に戻し、自然と病気に打ち勝つ力を引出していくことが出来るのです。従いまして、我々指圧師は世界中どこに行きましても、正しい施術を行うかぎり歓迎され、又、地域の保健医療におおいに貢献出来るではないでしょうか。